遠野物語

今週のお題「読書の秋」

 

行列のパン屋に並ぶために本棚から虫食いの文庫本を引っ張り出して読んだ

これぞ

読書の秋と食欲の秋の融合

 

柳田国男はてっきり民俗学者だとおもっていたら

その前は官僚だったのかと

カバーの略歴紹介で知る

 

それを知って読むと

この文の難しさに納得

 

とにかく文が難しくて

それは古語っぽいからだけではなく

言葉の使い方や言い回しが

大衆的ではないというか

(時代的にも本人的にも普通なのかもしれないが)

まず普通に読むところからしてハードルが高い

 

そして馴染みのない地名と人名と動植物名

 

ああなんて難解な本なんだ

 

そういえば小学校だか中学校だかの頃

民俗好きの母から読め読めといわれていたが

母よ、なぜだ

なぜもっと平易な「図でみる!妖怪大全」とかを勧めてくれなかったのだ

 

大人になった今でもこんなに難しい

しかし

大人になったからこそ思い描ける情景もあることに気がついた

 

山里からさらわれる女たちがなぜさらわれるのかとか

さらわれたらどうなってしまうのかとか

村の長者の繁栄と衰退における人間の欲やいやらしさとか

変な生き物とその意味とか

すごく怖いわけではないけれど、ちょっとぞわりとする小話とか

じぶんの田舎とかぶる、遠野の風景とか

 

小学生の想像力と感受性では

この本が伝えようとする

日本の民俗の奥深さや

日本らしさに

この淡々とした文の放つこわさに

気づけないだろうと思った

 

大人になってから

秋の夜長に読むにはふさわしい

 

まだ半分も読めていないけど

だって難解なんだもん

 

 

 

AOSANの角食はやはりうまい

仙川のAOSAN

 

角食はおいしかった

ペリカンやセントルザベーカリー

その他都内パン屋で食パンを買ったけど

ここが一番美味しいと思った

 

サイズはスーパーの大手製パン会社の食パンより少し小さめ

まさに正方形で

ちょうどいいサイズに感じた

 

耳は薄く、

よくある食パンのように「ふんっ」と引きちぎらなくともいい

焼くとフランスパンのようにパリっとしていて

つい耳を食べきれなくて残してしまう私でも

美味しくいただけた

 

白い生地のところは柔らかくふんわりしっとり

もちもちしすぎてもいない

 

そのままでも美味しいけど

トーストしたほうが

うまーっとなった

 

いい意味で普通

値段も250円と普通

味もスーパーよりはおいしいと思うけどいい意味で普通

 

評判どおりであった

 

買うのにならぶということで

土曜日11時に店の前について

すでに10人

15人目くらいまでは椅子に座って待てるので

本を読みながら待つことができた

そばにはファミマもあり飲み物片手にスタンバイ

12じのオープンめがけて列はどんどん伸び、40人くらいにはなっていたような

11時半に並んだら遅いかもという印象を受けた

 

ちなみに他にも買った

 

ベーグル生地でつくったというコロパン

食パンのもっと小さいもので4枚スライスにされている

これは富ヶ谷のルヴァン出身を思わせる酸味

色も角食より土色というか粉色で

イースト発酵の角食との違いを強く感じるが

本来はこちらがこのパン屋の腕なんだろうと思った

万人受けの角食ではなく

ルヴァン一族の主張というか

 

ルヴァン的といえばスコーンもだ

いわゆるケーキ系のスコーンではなく

ザクザクとした層の生地

たべた瞬間思い出した

ルヴァンのあの強烈なクロワッサン

層がザックザク

食べるたびにザクガリというあの衝撃の

あれと同じ断面で驚いた

ルヴァンのクロワッサンはなんというか

西洋のド田舎の民家のパンって印象で

ちょっと貧しい気持ちになったのだけど

食べ進むうちに癖になるというか

変なの、と思いながらもやめられないというか

このスコーンもそんな感じだった

 

フォカッチャの生地にツナのはいったツナパンは

正直なかのツナが美味しくなかった

ツナマヨを想像していたが

ぱさっとしたツナにマスタードを混ぜたもので

ツナのうまみもないし

マスタードが強すぎるし

パンとあってるのかもよくわからないし

これなら角食でつくったツナサンドのがいいのではないかと

 

他にもあんボールとベーグルを買ったけど

まだ食べていない

うける印象は同じな気がしている

 

結局角食以外はそんなでもないなあというのが私の感想だ

角食以外もいけるという意見も目にするが

好みはわかれそう

ルヴァン系が好きならばいいけど

わたしはルヴァンの酸味強めの田舎感はすごく苦手なので

いまいちだった

 

角食だけすごく大衆的で

それ以外は完全にルヴァン寄り

 

角食が大人気っていうのは、

この店の本当のルーツを否定している事のような気もするけど

まあ日本人はやっぱり普通の食パンが好きって事かな

私も含めて

 

セブンの金の食パンとか美味しいし

 

 

 

義理の両親は大事にできるのに

 

自分の親に優しくできないのはなぜだろう

 

 

 

おばあちゃんのおばけに会う

 

小岩の家
おばあちゃんとおじいちゃんが二階にいる
おばちゃんもいる夜更かししている
おじいちゃんは寝ているようだ
私は一階の居間と台所のあたりにいる
夜遅い
おとうさんが飲んで帰ってくる
土間のあたりから おいーーと大声でおばを呼ぶ
二階に上がって
お父さんが呼んでるよーという
おばあちゃんも起きている
もーやだねーという顔を二人はしている
鮭の切り身を食べている
私はここにいちゃいけないんだ早く帰らなきゃと思っている
台所らへん
おばあちゃんがもう行っていいよと言う
笑顔か穏やかな感じで
労うように言う
もうお母さんの方に行っていいよ?だったか
おばあちゃんが一階の土間との間のガラス戸のところに
こっちを向いて立って外に出て行こうとしている?
笑顔
わたしは
おばあちゃんだ
って思う
しんじゃっているはずないことはわかっている
おばけを見てるって思っている
階段からおりてきて土間の方に行こうとしたり
一階の押し入れから出てきたりするおばあちゃんの姿もある
お化けだってわかっているからすこしこわくて目をそらしたりもするけど
ガラス戸の前にいるおばあちゃんに
ありがとうって言わなきゃって強く思う
おばあちゃんありがとうって言わなきゃ
おばあちゃんありがとうって言わなきゃ
おばあちゃんありがとう
声を振り絞ってるのにスカスカしてうまく言葉にならない
でも二回3回と
おばあちゃんありがとうって言う
おばあちゃんは土間に出て行こうとする半分体をこちらに向けた態勢で笑っている
おばあちゃんありがとう
って言いながら目が覚めた
うなされてたってだんなさんが言う
起こしてもらった
はーはー声を出していたらしい
伝わったって実感があった
たくさん泣いた
いままで思い出しもしなかったことを思い出した

123

桜は満開の時もそうでない時も

ハラハラ散った花びらは

土手のうえにちょこんと落ちても

枯れていない

きれいな花びらのまま

そして

木に残った桜の花がきれいならそれでいいと思うんです

 

 

加藤一二三棋士の奥様の言葉に涙す

 

加藤一二三棋士のすべての言葉に涙す

 

 

 

 

 

 

 

ベビーチーズ 野菜ジュース

今日食べたもの

 

 

ほんとうはカラムーチョも少し食べたけど

都合の悪いことは省きたくなるものである

 

食欲がない

もう三ヶ月近くお昼ご飯を食べていない

一日一食

 

しぬのかしら

もう大丈夫 と思ったり言ったりすると

なぜか大丈夫じゃない事態が発生し

大丈夫って言わなきゃよかったって思うことの不思議