AOSANの角食はやはりうまい

仙川のAOSAN

 

角食はおいしかった

ペリカンやセントルザベーカリー

その他都内パン屋で食パンを買ったけど

ここが一番美味しいと思った

 

サイズはスーパーの大手製パン会社の食パンより少し小さめ

まさに正方形で

ちょうどいいサイズに感じた

 

耳は薄く、

よくある食パンのように「ふんっ」と引きちぎらなくともいい

焼くとフランスパンのようにパリっとしていて

つい耳を食べきれなくて残してしまう私でも

美味しくいただけた

 

白い生地のところは柔らかくふんわりしっとり

もちもちしすぎてもいない

 

そのままでも美味しいけど

トーストしたほうが

うまーっとなった

 

いい意味で普通

値段も250円と普通

味もスーパーよりはおいしいと思うけどいい意味で普通

 

評判どおりであった

 

買うのにならぶということで

土曜日11時に店の前について

すでに10人

15人目くらいまでは椅子に座って待てるので

本を読みながら待つことができた

そばにはファミマもあり飲み物片手にスタンバイ

12じのオープンめがけて列はどんどん伸び、40人くらいにはなっていたような

11時半に並んだら遅いかもという印象を受けた

 

ちなみに他にも買った

 

ベーグル生地でつくったというコロパン

食パンのもっと小さいもので4枚スライスにされている

これは富ヶ谷のルヴァン出身を思わせる酸味

色も角食より土色というか粉色で

イースト発酵の角食との違いを強く感じるが

本来はこちらがこのパン屋の腕なんだろうと思った

万人受けの角食ではなく

ルヴァン一族の主張というか

 

ルヴァン的といえばスコーンもだ

いわゆるケーキ系のスコーンではなく

ザクザクとした層の生地

たべた瞬間思い出した

ルヴァンのあの強烈なクロワッサン

層がザックザク

食べるたびにザクガリというあの衝撃の

あれと同じ断面で驚いた

ルヴァンのクロワッサンはなんというか

西洋のド田舎の民家のパンって印象で

ちょっと貧しい気持ちになったのだけど

食べ進むうちに癖になるというか

変なの、と思いながらもやめられないというか

このスコーンもそんな感じだった

 

フォカッチャの生地にツナのはいったツナパンは

正直なかのツナが美味しくなかった

ツナマヨを想像していたが

ぱさっとしたツナにマスタードを混ぜたもので

ツナのうまみもないし

マスタードが強すぎるし

パンとあってるのかもよくわからないし

これなら角食でつくったツナサンドのがいいのではないかと

 

他にもあんボールとベーグルを買ったけど

まだ食べていない

うける印象は同じな気がしている

 

結局角食以外はそんなでもないなあというのが私の感想だ

角食以外もいけるという意見も目にするが

好みはわかれそう

ルヴァン系が好きならばいいけど

わたしはルヴァンの酸味強めの田舎感はすごく苦手なので

いまいちだった

 

角食だけすごく大衆的で

それ以外は完全にルヴァン寄り

 

角食が大人気っていうのは、

この店の本当のルーツを否定している事のような気もするけど

まあ日本人はやっぱり普通の食パンが好きって事かな

私も含めて

 

セブンの金の食パンとか美味しいし